
世界を舞台に活躍する3人の表現者が、音とリズムの核心を探るトリオプロジェクト「acustica」。ジャズギタリスト小沼ようすけの繊細で立体的な音色に、ニューヨーク仕込みのベーシスト宮地遼、そしてグラミー関連作への参加歴も持つパーカッショニストKANが加わり、ジャンルや国境を超えた有機的なサウンドが紡がれる。耳を澄ませば、音楽が“語る”――そんな極上のアコースティックセッションをぜひ体感ください。
TITLE
acustica Special Sessions
DATE
1部:16時30分開場、17時30分開演、18時30分終演
2部:19時30分開場、20時15分開演、21時15分終演
MEMBER
ギター:小沼 ようすけ
ベース:宮地 遼
パーカッション:KAN
ARTIST INFORMATION
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小沼 ようすけ
秋田県出身 14歳でギターを始める。 1999年ギブソンジャズギターコンペティション優勝。 2000年、オルガントリオ AQUA PIT のメンバーとして活動(2013年まで)。2001年、SONYMUSIC よりデビューアルバム「nu jazz」をリリース。 以後10年間在籍、現在までにSONY他から10枚のリーダー作品をリリース。2002年、「Summer Madness」リリース。2003年、プロデューサーに笹路正徳氏をむかえてJazz'n popリリース。斑尾ジャズフェスティバル出演。2004年、リチャード・ボナ(ba)、アリ・ホニッグ(dr)をフィーチャーしたトリオアルバム"Three Primary Colors"をNyで録音。レコーディング途中に指弾きに転向。 2005年、1年限定ユニットTKYのメンバーとして活動。Fuji Rock Festival、東京JAZZを筆頭に全国20箇所以上のジャズ・ロックフェスティバルからのオファーにより出演。2006年、アコースティックメインのアルバム"3,2,1"リリース。拠点を東京から湘南エリアに移す。2007年、海辺の1日を表現したコンセプトアルバム「Beautiful Day」をLAで録音。 エンジニアにアル・シュミットをむかえ、リンカーン・ゴーインズ(ba)、スティーブ・フェローン(dr)をフィーチャー。リリース後はトリオで全国ツアーを開催。アジア最大級のジャズフェス"Java Jazz Festival"にリーダーユニットで出演。 2008年 全国47都道府県ソロツアーを実現。2009年イタリアツアー、香港ジャズフェスティバル出演。2010年、フレンチカリビアンのミュージシャン達とレコーディングした「Jam Ka」発売。グアドループの民族 音楽グオッカの太鼓(ka)がフィーチャーされたこの作品で独自の世界観を展開。Blue Note NY& Tokyo、生まれ故郷秋田で発売記念ライブを行う。「The Best」も同時発売。 2014年、オーガニックジャズをコンセプトにアルバム"GNJ"をT5 JAZZよりリリース。2016年、Flyway LABELを設立。 第一弾作品としてパリで録音された「Jam Ka」の続編、「Jam Ka Deux」をリリース。この作品をきっかけにParisやMunichのジャズクラブ、Martinique Jazz festivalに出演。2019年 、Jam Ka Deux(17年)ツアー直後のスタジオセッションを収録したアルバム"Jam Ka 2.5"をリリース。 グォッカの本拠地Guadeloupeで行われた "Festival Eritaj"に出演。あらゆるフィンガーピッキングのスタイルをミックスさせた独自の奏法、ジャズをベースに様々な国を旅して得た影響や経験を音楽に採り入れながら、世界を音で繋ぐギタリスト。 現在はSoloや若手ミュージシャンとのトリオ『Landscapes』、3ギター2ヴォーカル編成のアコースティックトリオ『Allende』、参加ユニットとして『Six Unlimited』、『TheTimeless Nation』、これらを軸に様々なアーティストとのコラボレーションも行う。 2023年、初のソロギターアルバム『Your Smile』を発表。
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宮地 遼
出身: 1994 年、岡山県 職業: ベーシスト、作曲家、アレンジャー、プロデューサー 楽器ブランド: Collectera 共同創設者 アーティスト契約: Nishgaki Guitars, La Bella Strings, Mark Bass 経歴と活動 2014 年に渡米しニューヨークに移住。翌年「The Collective」に入学し、Nir Felder、Ian Froman、Adriano Santos、 Marko Djordjevic、Ole Mathisen など、ニューヨークのトップミュージシャンとの共演を開始。ジャズからワール ドミュージック、ゲーム音楽まで幅広い音楽ジャンルで活動するベーシストとして知られる。 2017 年、ニューヨークの多様な音楽性に影響を受け、1st リーダーアルバム 「November」 をリリース。参加ア ーティストには、Nir Felder、Ole Mathisen、Evan Marien、Isamu McGregor、Marko Djordjevic が名を連ねる。 2018 年には、ニューヨークのミュージシャンを迎えた自身のバンド 「Ryo Miyachi NY Collective」 として、4 都 市を回るツアーを実施。2019 年にはドラマー・NATSUMI との共作アルバム 「RNP」 をリリースし、日本国内 5 都市ツアーを行い成功を収めた。 同年、自身のバンド 「Ryo Miyachi Quintet」 がイタリア最大級のジャズフェスティバル 「Umbria Jazz Festival」 に出演。 2021 年には、草田一駿五重奏のメンバーとしてフジロックフェスティバルに出演。さらに、ゲーム会社 「Square Enix」 とコラボしたプロジェクト 「Lounge Jam」 を展開。自身が率いるバンドがアレンジ・演奏を 担当した映像作品は YouTube で 20 万回以上の再生を記録し話題となる。同年 10 月には 2nd アルバム 「Now it is」(ReBorn Wood) をリリースし、翌年の全国ツアーでは丸の内 Cotton Club でツアーファイナルを成功させた。 2023 年には世界的ベーシスト Evan Marien とジョイントツアーを日本で実施。ベースマガジンでは Evan とのダブ ルインタビューが掲載され、大きな注目を集めた。 ユニット活動 宮地は複数のユニットを率い、国内外で活躍。 the KuJenger (石川広行、朝田拓馬、渡辺翔太、井口なつみ) bzn trio (梅井美咲、秋元修) Smash Quartet (Patrick Bartley、平手裕紀、井口なつみ) acustica (小沼ようすけ、KAN) 2025 年 1 月には、ギタリスト・小沼ようすけ、パーカッショニスト・KAN とのユニット 「acustica」 として、 最新アルバムを MOCLOUD レーベルよりリリース。内 Cotton Club でツアーファイナルを成功させた。 宮地はサイドマンとしても幅広い活動を行い、以下のアーティストと共演している。 • 国内: 小曽根誠、小沼ようすけ、山中千尋、井上銘、曽根麻央、草田一駿、⻑谷川白紙、 佐々木恵梨 ほか • 国外: Edu Ribeiro、André Mehmari、Patrick Bartley、Ian Froman、Evan Marien、Daniel Baeder、 マルセロ木村、Mark Sherman、Billy Test ほか 受賞歴 札幌シティジャズ パークジャズライブコンテスト 最優秀賞 (2018) La Bella Solo Bass Competition 第 2 位 (NY 開催) 使用楽器・機材 Collectera “S-1” SH 5st Nishgaki Guitars “Tempesta” 5st Marco Guitars & Basses “Marcustico” Mas-Hino PJ 4st ほか アンプ: Markbass 弦: La Bella Strings 宮地遼は国内外での演奏活動だけでなく、楽器ブランドの運営やプロデュース業を通じて、音楽業界に貢献して いる。彼の音楽は、ジャズを中心に多様なジャンルを融合し、新しい可能性を提示し続けている。
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KAN
大阪出身のマルチパーカッショニスト。中学の時に吹奏楽部でパーカッションをはじめる。高校在学中は仙道さおり氏に師事。卒業後、ニューヨークでチェンボコル ニエル、小川慶太氏、セルジオクラコウスキ、ホジェリオボッカートなどに師事する。 ニューヨーク在住中、日本大使館にてMIKA Mimura ERICKOSONバンドで演奏。 2016年にボストンのバークリー音楽大学に入学。在学中はアランマレット、フェルナンド ブランダオ、タイガー大越などに師事。 2017年Banda Magdaの来日公演にてブルーノート東京に出演。2019年自身がパーカッショニストとして参加しているラテンフュージョンバンド DEJÀNにてスイス、チェコ、オーストリア、ドイツにて演奏。同年、ボストン州議事堂にて演奏。第63回グラミー賞「Best Immersive Audio Album」のカテゴリにおいて自身が参加したAlain Malletのアルバム「A Wake Of Sorrows Engulfed In Rage」がノミネート。 2021年、ヨーロッパにて行われたEster Wiesnerovaのレコーディング、そして次年に行われたツアーにも参加。また、2022年イスラエル人ピアニストYotam Ishayのイスラエルツアーに参加。 Snarky Puppyのマイケルリーグとビルローレンスが審査員を務めたコンペティション「Beyond Music」にて選出され、審査員二人がプロデュースしたアルバムに収録された。2022年、小曽根真氏の率いるビッグバンド”No Name Horses”のクリスマスジャズナイトにゲストとして出演。 現在は東京を拠点に国内外問わず演奏活動を広げている。
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